コメント −−−−
彼の立場にぼくがあったとしたら、どうか。やはり同じく怒りを爆発させていたかもしれない。ドイツ人達に面と向って、相手が分からなくても良い、日本語で怒鳴ったかもしれない。
いや、ぼくのことだ、日本語ではなく、相手はドイツ人だということで、下手ながらも滅茶苦茶なドイツ語を使ってでも怒鳴っていたかも知れない。
誰が評価を下したのかは知らないが、ドイツ語は家畜に向かって怒鳴り散らすのには最適な言語だと聞いたことがある。上手いことを言う。そんなドイツ語、しかもこの日本人が、ドイツ人達への変な思いやりと便宜を慮って、下手と分かっていながらも、わざわざ日本人流のドイツ語で怒鳴っていたかもしれない。
「HALLO! HALLO! Gehen Sie
ins Bett, bitte! Es ist schon längst Zeit zum
SCHLAFENGEHEN!
今何時だと思ってるん! もう消灯時間は過ぎているん! 」