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オーストリアは太陽が一杯の夏が始まった

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オーストリアの「色々」について

  ―― 小さなメニュー ―――― 

その一、オーストリア各党の色別

   その二、国旗「色」

   その三、国民「色」は

   その四、国内政治状況

   その五、大統領選挙に出馬するかもしれない、Niki Laudaの色々

  ――――――――――――――――――――――――――――――

 

その一、オーストリア各党の色別

オーストリアのマスメディアではなぜか、オーストリアの4大政党を色で区別しています。一々政党名を挙げながら説明、報道するのが面倒くさいからか、それとも色々と理由があって、色で区分けしたほうが分かりやすいのかも知れません。 

         オーストリア 国民党(ÖVP)は    Schwarz シュヴァルツ 黒色

         オーストリア 社会党(SPÖ)は、    Rot ロート 赤色

    オーストリア 緑の党(Grüne)は、   Grün グリューン 緑色

 オーストリア 自由党(FPÖ)は、     Blau ブラウ 青色

                              Weiß  ヴァイス 白色

まるで色つまりカラー名のドイツ語での復習、再確認をしているみたいですね。

現在のオーストリア政権は国民党と自由党との連立ですから   Schwarz-Blau政権と呼んだりします。

 

なぜ国民党は「黒(くろ)」党と謂われるのでしょうか。 嘗てイタリアの町や村を訪れていたとき、夫に先立たれた年老いた未亡人たちが黒い普段着となったものを着て狭い道を歩いている姿や、 教会へお祈りに出掛けるのに黒い服装をしているのをよく目撃しました。「黒」のヴェールを被って教会の中へと消えて行く人たち、 カトリック教会の信者は黒を基調としているらしい。カトリックの教義を信じている人たちは「黒」色だ、という印象を強く持ちました。 オーストリア国民党の党員は皆殆どローマ・カトリック教を信奉する人たちでもあるのでしょう、そういうところから「黒」の党と呼ばれるようになったのかも。

そして社会党はなぜ「赤(あか)」なのでしょうか。社会党は社会主義を標榜し、 最終的には共産主義社会の建設をめざしている、とか。社会主義社会の建設は共産主義社会実現への過渡期でしかない、 と言われながらも、最近の事例でも分かるように旧ソ連の共産主義は崩壊しました。旧ソ連共産党の旗はなぜか「赤」色でした。 社会党はそんな共産党と仲良く、色の面に於いても共産党のそれを踏襲、相続しているのでしょうか。

オーストリア国内での選挙戦。当選した社会党員は、当選おめでとう、 ということで一輪の「赤い」カーネーションをよく受け取っている写真やら映像を見たことがありますが、 もしかしてオーストリアではこの「赤い」カーネーションが社会党の「赤」党である所以かも知れません。

緑の党が「緑(みどり)」を標榜するというのは誰にも聞かなくとも、わたしでも、 そしてあなたでもその理由は分かりますよね。自然の「緑」を大切にすることを綱領としている党だからでしょう。

そして、自由党は「青(あお)」党と呼ばれます。なぜ「青」なのか、良くは分かりません。 別の違ったカラーの党であることをはっきりと主張する意味からも「青」色を党の色として採用したのかもしれません。

以上、わたしが考えてみた理由です。まったくの想像・憶測でしかありませんので、鵜呑みしないで下さい。

 

序に書いておきますと、お隣の国、ドイツでも現政権を言うのにカラーを出すようです。ご存知のように、 ドイツは独「社会党」の党首である Gerhard Schröder ゲアハルト・シュレーダーと独「緑の党」の党首である Joschka Fischer ヨーシュカ・フィッシャー が話し合いで一緒になって「赤・緑」連立政権です。

ドイツでは「赤・緑」、つまり「ロート・グリューン」政権と呼ばれていますね。現時点では「グリューン・ロート」と色を入れ替えて言うことはないと思います。つまり、ドイツではロートが第一党、グリューンが第二党であることをこう表現することで示してもいるわけですね。

この考え方はオーストリアでも同じことのようです。ドイツとオーストリアは何かと比較対照されることがあるのですが、オーストリアはドイツの真似をしているなどと言ったらオーストリア人が怒るかも。寧ろドイツ人がオーストリアの真似をしているのだ、と強引に言い出す人もいるかもしれません。ヨーロッパ人は概ね真似を嫌うのです。

 

 

その二、オーストリア国旗「色」

ところで、オーストリアの国旗はご存知ですか。ご存知ですよね。赤いです。 

日本の国旗は? 単純明快、白地に赤い丸。悪くはないデザイン。わたし個人的には素晴らしいと思っています。世界中、どこを旅したとしてもすぐに

「あっ、あれは日本(の旗)だ!」

とあなたが日本人だったら、いや、日本人でなくとも日本の国旗のデザインを知っていれば、多分すぐに反応してしまいます。

因みに、日本のそれと同じデザインの国旗ですが、白地の代わりに緑地、そして赤い丸。どこの国のかご存知ですか。

そうそう、オーストリアの国旗の話でした。オーストリアも日本のそれと同じように白地に赤色を使っていますね。似ている。ただ水平方向に細長い長方形を上中下と段々に重ねるようにして、上と下の部分は赤く、中の部分は白というデザインです。同じ赤と白を使うという事実からも日本とオーストリアとは仲良しなのです、などと強引に両国間の友好親善関係を証明するような説明は当たっているかどうかは知りませんが、同じ色を使って国旗を表現しているところが面白い。

 

その三、オーストリアの国民「色」? 

世界のそれぞれの国にはいわゆる国民「色」というものがあるのでしょうか。その国民が大いに好む色、国民の色とか。

オーストリア人は「赤」が好きな国民のようですね、多分。日本からオーストリアに来るとき、オーストリアの飛行機に乗って来たのですが、機内のスチュワーデスさんたち(今日ではエアホステスさん、というのでしょうか)は皆、お揃いの制服で身を固めていました。「赤い」ジャケット、「赤い」スカート、「赤い」ストッキング、「赤い」靴、「赤い」スカーフ、「赤い」顔、と。まあ、赤い顔というのは筆の勢いに任せて書いてしまったのですが、当たらずも遠からず、赤い顔、上気した顔には赤みが差し、機内の乗客に対しての最大限のサービス提供に務める人たちでした。

オーストリアにやってきたところ、オーストリア人の制服とでもいうのでしょうか、原色の赤、ケバケバしくも目に映えるその赤、また緑、山の、森の緑ということでしょうか、ウィーンの建物を見ると「黄色」というか、色々ですね。オーストリアを貫くドナウ川は「青色」ではありません!

 

 

 

  その四、オーストリアの国内政治状況 

さて、先々週、オーストリア人のシャワルツネッガーが米国カリフォニア州知事に選出された数日後のことだと思いますが、オーストリアの今では代表的な「NEWS」誌のアンケート調査によると、今回米国加州でのリコール劇を模範とするような政治家の職を解任させることに半分以上の57%の人が賛成だ、とことでした。

 「現在の、”シュヴァルツ・ブラウ”政権に満足していない」が、49%。

 「非常に満足している」が、たったの17%。

 「現政権の即編成替え」に賛成が45%。 

ところで、この『オーストリアからのメール』を読んでいらっしゃるあなたはオーストリアについて何らかのご関心、興味があるから読んでいらっしゃるかと思われるのですが、いかがですか。期待していたことが全然書かれていないということで失望した方もたくさんいらっしゃるようです。オーストリアの観光案内、ホットなニュース、お得な情報を求めている方が多いのでしょうか。何かご希望でもありましたらお知らせください。専門家ではありませんが、出来るだけ今後取り上げて行きたいとも思っています。参考にさせて頂きます。

  

オーストリアの政治状況について今、そんなに専門的なこと(寧ろ皮相的なこと、と自認しています)を書いているわけではありませんが、いや、描けないというのが本音ですが、遠い日本からヨーロッパの一国、オーストリアに目を転じたとき、オーストリアと自分とは如何様なつながりがあるのか、と思う人もいるかもしれません。オーストリアと自分とは一生関係ない、という人もいるでしょう。オーストリアの政治がどうのこうの、オーストリアの一政治家がどうのこうの、と書いたところで、それが自分の生活と直接関わり合うことはないかと思われるのです。

とにかく、オーストリア出身「I am from Austria! 」のシュヴァルツネッガー氏が加州で素晴らしいお手本を示してくれたということでオーストリア国内だけなく、世界中のオーストリア人は自分がオーストリア人であることに誇りを持ち、今回の結果にも夢中になっているといったところでしょうか。

で、この劇的な結果を受けて、オーストリアでも政界の実力者たちに対するリコールの可能性について幅広い理解が得られたようだ、と報道しています。つまり上でも書いたように57%の人が政治家の「任期満了前の解任」を好しとしている。23%の人は「Rot-Weiss-Rot ロート・ヴァイス・ロート(赤・白・赤)」国でのリコール制度というものにはそもそも絶対反対だと意思表示しているにはいるが、と。

 現政権の席に連ねている人物の中で誰を「リコール、解任」させたいか? 

まあ、結構大胆な質問を出していると思いますが、この質問に対しては実力者4人がリストの上の方に載っている。

 筆頭に挙げられたのは現副首相で自由党の党首である、

Herbert Haupt ヘルベルト・ハウプト氏で、46%のオーストリア人は辞めさせたい、と。

 第2番目に挙げられたのが、教育大臣の 

Elizabeth Gehrer エリザベート・ゲーラー氏(国民党)、36%。

 第3番目には、財務大臣の 

Karl-Heinz Grasser カールハインツ・グラーサー氏(自由党)の36%。

 第4番手は、現首相の 

 ヴォルフガング・シュッセル氏(国民党)の35% 

 

 以上のような結果が出たとのこと。

また、このNEWS誌とギャロップ社共同のアンケート調査で分かったことは、 ほぼ半数近くの人が現政権の編成替えに賛成票を投じている。つまり、45%の人はすぐにでも政権改造を求めているが、 43%の人は反対。副首相のハウプト氏については特に「早く辞めろ」との声が強いようです。 

さて、ハウプト氏も観念したのか、本日、2003年10月20日(月)正午、 ほぼ半数のオーストリア人が求めていたということが実現しました。副首相の首が入れ替わりました。 ハウプト氏は副首相の席を退きました。その代わり、同じ党出身の Gorbach ゴアバフ氏がその席を獲得しました。

実は、自由党の元党首、ケルンテン州知事の Jörg Haider ヨルク・ハイダー氏が常々 「お前は党首をやめよ、俺にもう一度させろ」と陰に陽にと言い続けていたのですが、ハウプト氏は飽くまでも固持、 ところが副首相をとうとう辞めるということで少しずつハイダー氏自身の隠されている野望が達成されようとしているのかもしれません、 とこの筆者はこれからのオーストリア国内政局の行方を想像しているのです。

ハイダー氏の野望って何か? いつしかオーストリア国の大統領になることだ、と公言したことを確か覚えているのですが、 地方のケルンテン州から中央の政界ウィーンに戻ることを虎視眈々と狙っているようです。 以前のメール(No.12をご参照下され)でも間接的に言及しましたように、 今回は名もはっきり出してしまいましたが、といっても公の人物ですから別に問題ないと思いますが、 外国人である筆者が「俺について云々するなど内政干渉だ」などと言い兼ねないかも知れない人ですから。 口八丁な人のようです。話すのを聞いているとドイツ語が立て板に水といったように流れ出てきます。オーストリア人だから当然か。

 

 

 

その五、オーストリア大統領選に出馬を考えてい

る Niki Lauda ニキー・ラウダの色々

オーストリア国の大統領選挙ということで、ついでながらこの話題へと話をつなげて行きますが、ニキ ー・ラウダという人、耳にしたことがありますか?

そんなことを問うとは、と知っている人にとっては当然ということで聞く筆者の方がちょっと 非常識なのではと思われてしまうかもしれませんが、オーストリアに来るまでは本当に知っているとは言えませんでした。 カーレースなどには全然関心が行きませんでしたから。因みに、この人もオーストリア人です。

これは『オーストリアからのメール』ですから、オーストリアに関連したことを主に取り上げてゆくであろうこと、 想像に固くはないかとは思いますがF1レースの、元レーサーでした。オーストリア人の好きな百人のうち、 36番目にランクされています。

カーレース中に大事故に会い、九死に一生を得た経験の持ち主。大怪我、大手術。今は赤い(ここでも赤い!) 野球帽子を被っています。と言うのも頭の毛は全部なくなってしまい、お見苦しいところをお見せたくはないというご本人の配慮から帽子を今ではそれが トレードマークの如く被り続けているようです。そんなことも知らなかったわたしはオーストリアに来るまでは無知だった。 ズボンはいつもジーパンといったスタイル。赤いキャップに青いジーパン。ラフなスタイルだと言えば、そうとも言えます。

Lauda Airという名の航空会社を経営していましたし、 現役時代には自身パイロットとして、あの馬鹿でかいジャンボ旅客機のコックピットに入って操縦もしていました。 経営不振に至り、辞めさせられてからは英国に住居を移して別のレーサーのアシスタントを引き受けた、とか。 最近のニュースとして、ヨーロッパではドイツの二人乗りコンパクトカー(Smart車と言います) がそれなりに人気なのですが、その車の100円レンタル(実は1ユーロ)ビジネスを始めた、とか。

さて、このニキー・ラウダがオーストリアの大統領選に出馬することも考慮しているとか。 NEWS誌のアンケート調査「ニキー・ラウダは大統領になるだろうか?」が、お堅いことで有名なドイツの日刊紙 Welt が伝えるところによると、49%の人が良いじゃない、と答えている、と。

Udo Jürgens ウド・ユルゲンス(オーストリアの、70歳を既に越してもまだ現役の歌手、 日本でも確か名の知られている人だと思いますが、彼が作曲した歌を日本語に訳したものを日本の歌手が歌っていたのをわたしも ムードに酔いながら真似をして歌っていた若かりし頃が思い出されますが、何という曲だったか、「別れの朝」という曲名だったかな)。オーストリアに来て、

 おお、この人のことか!

と認識した次第でしたが。こうして書いてくると、かくしてオーストリア人というのは日本人にもなじみ深い人が結構いるということが分かりますね。 いや、わたしに関して限りかも知れませんが。

このウド・ユルゲンスがニキー・ラウダの大統領になることに賛成票を投じた、とか。 大統領職とは国を代表する象徴的な仕事で、色々とアドヴァイザーの一団が後ろに控えているから仕事は簡単にできるよ、と。

で、本人自身はどうなのでしょうか?

  「アーニ(シュワルツネッガーの愛称)にどうやって知事に成れたのか、 聞いてみよう。立候補はその後だ」って。

 

 半分冗談、半分本気かもしれない。

但しマスコミの目、または一般大衆の目から見て、 大きな問題がひとつある。そのまま青いジーンズを履いて赤いキャップを被った大統領が登場することになるのかどうなのか。

旧来からの慣習に囚われない、ノン・コンフォーミスト、 そんな54歳にとっては勉強もちゃんとやってこなかったということなど障害にはならないだろう。 大統領になるのに正式な卒業証明書など必要ないことなのだから、と。

さてさて、ご当人、本当に出馬するとなると、また結構センセイショナルな面白い映画のような ”政治劇”が演じられるようになるかもしれませんね。米国加州でのシュワちゃんがやったように。 全く畑違いの人が政治の世界にまたも進出する例を見ることになるかも。

オーストリア国を愛するオーストリア人であることには相違ないでしょう。 根っからの政治家が大統領になるとは限らないと思います。わたしが調べた限りにおいて、 オーストリア人であれば、大統領になる資格があるとどこかで読んだ覚えがあります。 大統領への道はオーストリア人である限り、だれでもその道を歩いて行く資格はあって、誰も止められない?

オーストリアのプロテスタント教会の最高責任者(女性、40歳台)が以前、候補したことが思い出されます。落選でしたが。

自由党の元党首だってそんなことは最初から分かっていて、その野望を内に秘めながら着々と次期(それとも次期の次期か) 大統領選を視程に入れているかと思われます。しかし、この人にはなって貰いたくない。この人がなったらオーストリア国の 国際社会での評判は芳しくない方向に落ちて行ってしまうとわたしは思うのです。

オーストリアの大統領は任期が6年です。

 オーストリア2004年大統領選挙